2023-10-29 00:00:00

【創業応援】給与所得者のうちに株式会社をつくっておけばよかった(あくまで個人の感想です)

「会社」をつくるなら、お早めに!

(個人的な意見です)




《このブログのまとめ》
・え? そんなものまで経費なん?
・株式会社でも合同会社でもつくってみんしゃい!



株式会社をつくるリスク💥


みなさま、こんにちは。

株式会社五識代表取締役の田中臣治です。


もしも、過去に戻れるなら、いつがいいでしょうね?

わたしなら、さまざまな資格取得や、会社を起こす方法を高校生の自分に教えてあげたいですね。


某猫型ロボットのように、過去には戻れませんが、未来の自分を形づくることは可能です。

現在の自分が、たくさんの知識や経験を蓄えることで、未来は必ず良いモノにできます。


さて、これから会社をつくった方がいいと思う理由を書いていきます。

しかし、当然にリスクもあります。

先にリスクを理解してください。

そのリスクを許容できるのは、まだ親の庇護下にあったり、サラリーマンとして確実な収入があるからこそ、かもしれません。


リスク1

『お金がかかる』

会社起業(会社をつくる)時も、会社清算(会社をなくす)時もお金がかかります。

 定款の認証費用、法人登記の登録免許税、資本金の準備、税理士等各専門家への支払い等……

法人があるだけで「法人住民税」や「法人事業税」が徴収されることがあります。

 たとえ、赤字決算だった(利益が出なかった)としても、最低7万円の法人住民税が発生します。

 一方で、儲けたら儲け分だけ税金を徴収されます。

[法人 赤字 税金]などとググってみてください。


リスク2

『副業がバレる』

当然、公務員は副業できないのが原則です

サラリーマンでも、就業規則において副業を禁じている場合、懲戒処分を受けることがあります


リスク3

『めんどうくさい』

会社を経営するわけですから、会計処理等をおこなう必要があります

確定申告の時には、帳簿が正しいかをきちんと確認しなければなりません


実際に、企業で働いていると、経理の人がいて、営業の人がいて、総務の人がいて、上司や社長なんかがいるわけです。

経理の人は、面倒くさい「給与支払いの処理」や「領主書の確認」をしてくれているわけです。

営業の人は、下げたくもない頭を下げて、会社のために仕事を持ってきてくれているんです。


そういったさまざまな仕事を、自分一人でするわけですから、めんどうくさいですよね。

じゃ、会社つくるのやーめた、でも、だれも困らないから大丈夫です。






それでも会社をつくりたい!


この絵のように、迷って、悩んで、それでも「会社をつくりたい」というあなた!

そのチャレンジングスピリットにかんぱいです。


まず、会社をつくる際に「目的」を考えておきましょう。

いずれ独立するのであれば、その業種=「目的」となります。

特に思いつかなければ、「資格」や「許認可」がいらない業種を考えましょう


メルカリなどで儲けようと思っている人は「古物商」などの「許認可」が必要ですよ!


資格がなくてもできる業種例

・写真業 ←写真を撮るのが好き

・教育コンサルタント ←子どもが独立した、コンサルタントはだれでも名乗れる

・廃プラスチック製品製造業 or プラスチック製日用雑貨製造業 ←海岸に落ちている廃プラで作品作りなど

などなど、考えてみればいろいろと浮かんでくるはずです。


「目的」の最後に

前項各号の事業に附帯又は関連する一切の事業その他前項の目的を達成するために必要な事業

という項目を忘れずに入れましょう!


定款をつくり、各種届け出や申請をおこなって、会社ができましたか?







リスクを少しだけ回避する方法


起業時や清算時の費用負担は仕方ないですね。

会社をつくるために必要だったのですから。


では、それ以外のリスクはどうやって回避したら良いでしょうか?


『めんどうくさい』というリスクを避ける方法。

・楽しみながら、なんでも自分でやってみる。

・税理士などと顧問契約を結んでみる。 ←お金を払って全部やってもらう

・経理ができる人を雇ってみる。 ←人件費がかかりますが助成金が出ることも……


『お金がかかる』というリスクをすこしだけ避ける方法。

・法人住民税は、赤字決算でも納めないといけません。

・法人税は利益に対して納めるべきモノです。 ←利益が出なければ、納められません。


1)会社の経費

 自宅に「会社」をつくりました。

 水道代や電気代、通信料のいくらかは会社の経費ですよね?

 (一日中「会社」にいれば、8割くらいが経費かもしれませんが、実際は1割~2割分くらいですよね?)


 消耗品もいくらかは会社の経費ですよね?

 (写真業であれば、フィルム代や現像代は、当然経費です)

 (打ち合わせをすれば、会議費です)

 (もしかしたら、会議のための食事をした場合も経費かもしれません)

 (材料を海岸まで取りに行った費用も、当然経費です)

 (もしかしたら、そのクルマもガソリン代も経費かもしれません)

 (コンサルティングでお客様にお茶やお茶菓子を出したら、当然経費です)


 生命保険などの保険料は「会社」負担ですよね?

 (会社が保険料を払って、受取人も会社になっていれば、経費です)

 (退職金の積み立てなどは「会社」経費ですが、受け取り時は要注意


 その株式や投資物件を買ったのは「会社」ですよね?

 (会社の場合、有価証券を持っているだけで「益金」「損金」処理が必要)

某大企業(白い犬…球団…携帯電話の……)が何億円も「損失」を出しても潰れないのは「保有している株式等が目減りして(安くなって)いるだけだから、現実のお金の動きはないのに、赤字決算になっている」からなのです。



2)社長の給料(報酬) 

 自分がつくった「会社」から給料(報酬)をもらったら、副業がバレますよ?

 経理の人から『○○さん、給料20万円/月なのに、住民税とか所得税がめちゃくちゃ高いんですけど、計算間違ってませんか……』と人事や総務に相談がいくと、即バレです。


 「会社」からの給料(報酬)はゼロにして、会社に利益が貯まっていくようにすれば良いのです。

 そうしないと、あなたは二重・三重にも税金や社会保険料を納めなければならなくなります。

 独立したら、必要な額を給料(報酬)として「会社」から払ってもらうと良いのです。

 給料(報酬)も経費ですからね。



3)帳尻が合うようにする

 株主は、あなたです。

 最終的(たとえば清算時)に、株主は、「会社」に貯まっていたお金を「分配される権利」を持っています。

 「会社」に借金が残っていても、あなたが「会社」の「連帯保証人」でなければ、支払い義務はありません。



現代は、自分がやってみたいことに積極的にチャレンジする時代です。

やらずに後悔するよりも、まずははじめてみましょう。

あなたのトライを応援しています。



ご覧いただき、ありがとうございました。

またお会いしましょう。