縁 ~遊煩悩林~
いま感じたことを
こんにちは。
ご機嫌いかがですか。
株式会社五識の田中です。
今日はふと感じたことを書きます。
テーマは「縁」。
- ふち。へり。まわり。
- よる。すがる。たどる。たどる。よじのぼる。
- えにし。ゆかり。つながり。
- めぐりあわせ。
などの意味を持つ言葉です。
わたしは以前、中学校や高校で国語の教員をしていました。
生徒には、口癖のように『辞書を引け』と言っていました。
紙の辞書でも電子辞書でも便利な道具に過ぎません。
使うのはどちらでもいいのです。
ひとつひとつの言葉に込められている意味を知るだけでも味わい深いと考えています。
職業柄、多くの人と出会い、別れてきました。
死別という悲しい別れも経験しましたが、ご縁は残っていると感じます。
生きていても疎遠になる人もいます。
亡くなってしまっても身近に感じる人もいます。
(あくまで個人の感想です)
どちらにしても、有り難いことに「縁」で結ばれていると思うのです。
中島みゆきさんの『糸』が好きだという先輩がいました。
経と緯で紡いでいく……素敵な歌詞ですよね。
糸の先端はどこか遠くにあるのですが、たしかに重なる部分がある(あった)のです。
有り難いですね。
ほんとうに有り難いと思います。
全く畑違いの仕事を始めましたが多くの「縁」に支えられていることがよくわかります。
上の写真の編み目の一つがはずれてしまえば、すぐにほつれてしまいます。
信頼してお子様や物件を預けてくださるお客様。
わからないことを一つ一つ丁寧に教えてくださる先輩方。
見まもってくれている家族や友人。
どれかが欠けてしまえば、綻んでしまうものばかりです。
有り難いですね。
ほんとうに有り難いです。
わたしたちの人生は、わたしという紋様(あや)そのものです。
キレイにあやなせば、美しい模様が浮かび上がってくるでしょう。
雑な生き方をすれば、見苦しいモノになってしまうかもしれません。
地味か派手か
豪華か質素か
価値観は人それぞれなので、良いも悪いもありません。
ただ、丁寧な生き方はしたいと思います。
丁寧に編んでいても間違えることはあります。
雑な生き方で絡まってしまうよりも、間違ったらやり直しができる丁寧さくらいは持っていたいと思います。
たとえば、このブログを見てくださっているあなたとも「縁」で結ばれているのだと感じます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
またお会いしましょう。