不動産屋ってヤクザな商売だよね?
人の口に戸は立てられない
みなさま、こんにちは。
株式会社五識 代表取締役の田中臣治です。
さて、今回はわたしが「経営相談」をしにうかがったところで言われた言葉です。
たしかに不動産に係わる人間は、多種多様な人々がいます。
だれがどうだとか、あそこがどうだとかを語るつもりはありません。
小学館ビッグコミックの「正直不動産」を読めば、かなり際どい場面まで描かれています。
→https://bigcomicbros.net/work/6319/
→コミックはこちら
「儲けるためには手段を選ばない」人種は、何も不動産屋に限ったことではないでしょう。
しかし、取り扱う金額が大きいうえに、大多数の人にとっては「一生に一度の買い物」という大切なものであったりもします。
100円ショップで買って、品質が悪かったから、すぐに捨てた。
というわけにはいかないものが、不動産だと思います。
2023年11月1日には、「令和5年度福岡県地価調査」が発表されました。
弊社近隣の地価は、1平方メートルあたり91,000円でした。
1坪換算だと300,300円になります。
昨年度より10%近く上昇しています。
福岡市内の地価上昇により、周辺の福岡都市圏へ波及しているようです。
また、大型施設の建設や土地開発のため、不動産デベロッパーが買っているようです。
問題は、その買い方です。
土地所有者から安く買い叩いて、利益を上乗せして売却(転売)する、というようなコトが実際に起こっているようです。(『西日本新聞』2023年10月21日朝刊など)
30年前のバブル期に大量発生した『土地転がし』のようです。
広い土地には大型のマンションなどが建てられます。
そのような物件を借りる際も、不動産業者が介入します。
ネットで「良さそうな物件」を探してみたけれど、
あ~、その部屋は、先ほど契約がおわったんですよ~
と言われたり……。
そのように言う不動産屋の場合、そもそもその物件を貸す気はないのです。
不動産屋を経営しているわたしでもそのような業者は「悪質」だと思います。
どのような商売であっても、誠実にお客様に向き合うことが大事ではないでしょうか。
カスタマーハラスメントには毅然と対応しますが、
売る側にとっては「高く売りたい」
買う側にとっては「安く買いたい」
という思惑をどうやって納得していただくか、というお仕事だと思います。
時間がかかっても、一つ一つ丁寧に向き合える不動産屋でありたいと思います。
→オススメ2冊
ご覧いただき、ありがとうございました。
またお会いしましょう。